バイオマスボタン

当サイトで取り扱うボタンはすべて、私たちが信頼を置く日本のボタンメーカーと取引を行っています。貝殻というデリケートな原料を扱う貝ボタンの製造には言うまでもなく高い技術を要しますが、合成樹脂ボタンの開発にもまた異なる分野の技術が求められます。

中でも環境にやさしいバイオマスボタンの分野で、他を圧倒する成果を出し続けているメーカーがあります。戦後間もない1949年に長野で創業し、今も製造の拠点を置く「日東ボタン」です。


バイオマスとは

バイオマスとは生物資源(bio)の量(mass)を表す概念で、再生可能な生物由来の有機性資源(化石資源は除く)のことをいいます。採掘すると枯渇してしまう化石資源とは異なり、生物と太陽エネルギーによって持続的に再生可能です。特に植物由来のものは、大気中のCO2を増加させないカーボンニュートラルな資源といわれています。これは植物由来の資源を燃焼させた際に放出されるCO2が、植物の成長過程において植物中に吸収・固定されたCO2であるという考えに基づいています。

この植物由来のバイオマス原材料を配合して合成樹脂ボタンを作る場合、製品中に含まれる割合(バイオマス度)が25%を超えると強度や見た目の美しさに課題が生まれ、1%増加させるだけでも大変な技術研究を要するとされています。


日東ボタンの技術

そんな中で日東ボタンはバイオマス度を驚異の30%以上にまで高めることに成功し、2018年には提供するユリア樹脂ボタンのすべてが一般社団法人日本有機資源協会の指針に基づく「バイオマス度30%以上」の認証を取得しました。その後さらなる目標として掲げたバイオマス度40%以上の商品の販売も実現させ、その傑出した技術力と姿勢は欧州からも認められています。

当サイトでは日東ボタンによるバイオマス度30%以上のボタンを6色ご用意しています。確かな技術によって作り上げられた、環境にやさしい樹脂ボタンを是非ご検討ください。


  1. ホワイト


  2. グレー


  3. ベージュ


  4. カーキ


  5. ブラウン


  6. ブラック