ボトム(裾)の種類

シャツのボトム(裾)部分の形状は、そのシャツの着用スタイルを決める重要な要素のひとつです。当サイトでご用意している3種類のデザインをご紹介します。


ラウンド

最も主流のボトムデザインです。特にビジネスシーンを含むフォーマルな装いにおいては、シャツの裾をパンツに入れる「タックイン」スタイルで着用するため、こちらのラウンド形状が必須です。

もちろんカジュアルシャツとしても、ラウンドが主流であることに変わりはありません。当サイトの提供するラウンドは、シャツの裾をパンツに入れずに出す「タックアウト」スタイルでの着用も念頭において、前身頃と後身頃の長さを揃えたデザインを採用しています。

また前後の身頃の縫い合わせ部分は、クラシックな仕様である「ガゼット」を縫い付けています。現代の縫製技術では不要な補強ではありますが、歴史と伝統への敬意を込めた意匠として取り入れています。

どんなシーンでも活躍する、オールラウンドな形状と言えるでしょう。


スクエア

裾が真っ直ぐ水平に落とされたデザインです。タックアウトでの着用を前提とした形状で、多くのカジュアルシャツに採用されています。

左右の脇には4.5cmのスリットが入っています。ラウンド同様、前身頃と後身頃の長さは揃っています。


ポロ

スクエア同様、真っ直ぐ水平な形状の裾ですが、前身頃と後身頃で長さが1cm異なる段違いのデザインです。ポロシャツに多く見られるデザインですが、カジュアルな長袖シャツにおいてもスクエアと並んで一般的です。

※後身頃の長さが、指定されたサイズ(着丈の寸法)に対して+1cmとなります。例えば、着丈を79cmでオーダーした場合、長さは後身頃80cm/前身頃79cmとなります。


サイズのヒント

カジュアルシーン(タックアウト)で着用される際は、適切なサイズの調整を行なっていただくとより素敵に着こなしていただけます。詳しくは『カジュアルな着こなし(タックアウト)に適したサイズ』をご覧ください。